福山真也の婚活アピールブログ

能登半島地震をYouTubeチャンネルにピックアップ

私が運営中のウェザーニュースチャンネルに能登半島地震のものを投稿しました

↓動画はこちら

youtu.be

元旦の地震と関連して起こった羽田空港の事故でしたが、テレビ局YouTubeチャンネルで事故機(海保の方)の回収作業ライブを発見してずっと見てしまいました。

JAL123便の墜落事故の時はこのようなライブなどなく週刊誌の生々しい写真から想像するくらいでした。
テレビCMで「世界はみんなの仕事でできている」みたいなセリフがありましたけども、望まずできてしまった残骸での夜通しの仕事をなんとも言えない気持ちで眺めていました。
回収されて放送終了かと思いきや、誰もいない滑走路ライトのみの暗闇のまま数時間ほど中継され続けていました。

図々しく私のことですいませんが、私は親が亡くなったとき、住まなくなった実家を譲ることになり掃除完了の最後の夜に玄関ドアの照明を消したとき、思わず真っ暗なままもう一回だけ家の中を一周りしてひとり涙したことを思い出しました。
風呂の排水溝の髪一本までこの手で掃除し、洗濯機の排水穴から虫など来ないよう丸めたティッシュをラップで包んでテルテル坊主みたいにしたもので穴を仮塞ぎしておいたりしました。

そんなことを思い出しつつ、6名で助けに飛び立つはずだった滑走路の完璧な残骸なき暗闇に寂しさや物悲しさを感じてしまいました。
自然の地震に憤慨しても仕方ありませんが、支援に貢献すべく動いた矢先でこんな悲劇はあんまりです。滑走路の清掃でずっと使われていた竹ぼうきにもまだまだ生きていくはずだった5名の遺灰が混ざり付いたかもしれませんし、やるせなさに言葉になりません。
ご冥福を祈るなんて言葉だけならすぐに言えますし、あの場所では花も置けませんが、今すぐ自分でもできるのは成仏をなんとなく祈りながらこの作業を見守ることくらいでした。
関わった人は全員優秀な人には違いないと思うので、再発予防の仕組みづくりに今回のことを教訓として活かしてほしい思いです。