福山真也の婚活アピールブログ

電気代が市場型(Looopでんき等)で節約できない理由が日本一早く分かる

市場連動型で運営しているLooop(ループ)でんきを例にあげます。

広告を載せて収益をはかるアフィリエイト系ブログは、じっくり読ませるためかとても丁寧に書いてますね。

私のブログはそういう収益化はしていないため、図解など少なく端的に書きますがご了承下さい。

ウェザーニュースでは節電対策も話題に出ます

市場連動型とは?

30分など短時間の間隔でkwhあたり従量料金が変わるプランです。

株式投資の株価や1ドル何円の為替などを思い出すとイメージしやすいかと思います。

基本的に平日朝と夕方は高い、休日の午前中は安いなど傾向があります。

市場連動型プランの節約方法

これはズバリ1つしかありません。

Looopでんきのブログでも述べているように、株価のように変わる電気料金が安い時間帯に集中的に電気を使うことです。

安い時間に洗濯機や掃除機を集中してかけるといったことが挙げられます。

 

日本一早く納得するための一発目

Looopでんきはこの安い電気料金時間帯の活用で「ピークシフト生活」を勧めています。

電車の通勤ラッシュを避けて乗る「通勤ピークシフト」を思い出すとイメージしやすいかと思います。

それでLooopでんきがこちら↓のブログで提案しているピークシフト例を見て愕然としました。

looop-denki.com

ブログから引用しますとこちら↓

 

なんと、休日の午後に外出するだけで1ヶ月あたり400円の節約

とLooopでんきは勧めています。イラストの文章を抜粋しますと

せっかくの休日!午前中は晴れているし、早起きして、
一週間分の洗濯物を回しましょう。
あと掃除機も部屋全体にかけてスッキリ。
午後は友だちを誘って、ずっと行きたかった美術展へ
夜はお気に入りのレストランでゆっくり過ごしてみては? 

 

「早起きして1周間分の洗濯をしましょう」

これはまあ、とりあえずいいとしましょうか。

 

「掃除機も部屋全体にかけてスッキリ」

これもいちおう、まあいいとしよう。しかし‥

 

午後は友だちを誘って、ずっと行きたかった美術展へ

なんだと?それだけでお金かかるじゃないか!

「毎回美術展にいって」とまでは言ってないのはもちろん理解する。

だがこの考え方を実践するならどこかしらに出かけないといけない。

美術展までの交通費、入場料。

それに友達となら飲食代も無しとはいかないでしょう。

毎回水筒と弁当作って公園のベンチとかですませろというのでしょうか。

ずっと行きたかった」のだから趣味ほどでもなかったわけで。

それだけで月400円なんて一瞬で吹き飛びます。

これが実現できる人種はただひとつ、美術館のオーナー

そしてさらには

夜はお気に入りのレストランでゆっくり過ごしてみては

なんだと?それだけでまたお金がかかるじゃないか!

レストランといっても高い方ではないのはもちろん理解する。

だが最安で有名なファミレスのサイゼリヤでもムリ。

ドリンクバーだって食事と一緒にしない単品だと値上がります。

それだけで月400円の節約なんて一瞬で吹っ飛びます。

これが実現できる人種はただひとつ、飲食店のオーナー

 

私がこの文を見たときの表情はこんな感じでした

かわいさでは1億倍負けてますが抽象化すれば表情はこんな感じだったかと

誰がこんなピークシフトを提言してる?

情報源はこちら

looop.co.jp

ココから抜粋しますとこちら↓

2015年入社から7年で事業本部長とは優秀そうです。

別にこの人をディスりたいわけではないのですが、こんな程度のピークシフト提案を、どこかのアルバイトスタッフに適当に書かせたなどではなく、しっかりした責任ある立場の人も公表を認めているのです。

 

日本一早く知りたい方はここだけでも説得力100%ではないでしょうか。

「市場連動型は安くなりますよ!ピークシフトさえすれば!例えば‥」といって、その一発目の提案がこんな愕然たるものなのです。

もうこれだけでもピークシフトの非現実性がすぐにお分かりになるでしょう。

 

あなたは休日の度に午後にお出かけしますか。

頻繁に夜にレストランで過ごせますか。

月400円の節約のために。1日あたり14円未満で。

 

美術館と飲食店を両方経営するオーナーでもない限り到底ムリだし、そんな経営者なら1日数十円など節約する必要もない。読んだ人の99%は気づくことでしょう。

その程度の提案しか思いつかないと電力会社自ら認めているのと同じです。

 

もう一つの本末転倒ピークシフト例

さらにもう一つ抜粋しますとこれ

なんと、平日夕方に買い物に出かけてかつ夕食時間を遅くするだけで、

1ヶ月あたり450円の節約です!(1日あたり15円

とLooopでんきは勧めています。文章を抜粋しますと

学校終わりの子供の迎えに行って、
そのまま近くのスーパーでお買い物。
今日は会社帰りのパパを待って遅めのディナーを
3人で楽しみましょう。

この文章はすべてにツッコみたい。

まず

学校終わりの子供の迎えに行って、そのまま近くのスーパーでお買い物。

電気が高い夕方は家に帰ってこないでスーパーで買い物してといいます。

「毎回スーパーに行って」とまでは言ってないのはもちろん理解する。

でも1日15円の節約のために夕方どこかしら外出するってどんな労力なのか。

それにスーパーは必要に応じて行く方がいい。ふらっと行くと買わなくていいものを買ってしまうこともあります。

そして

会社帰りのパパを待って遅めのディナーを3人で楽しみましょう。

お腹が空いたまだ小さい子を夜遅くまで待たせて食わせろというのか。

子供の昼食はほぼ全員学校の給食だろう。

給食はごく一般的な量であり夜遅くの腹持ちまで想定していない。

よって子供は高い確率で空腹をしのぐスナック菓子などの食習慣が身についてしまう。

それで節約にはならないだけでなく、1日15円のために子供にそんな生活シフトまで強いるの?という話なのです。

1日15円ですよ、15円。

そのために子供のライフスタイルを見直すくらいなら旦那が己のビジネススタイルを見つめ直してスキルアップ昇給したらどうか。その方が遥かに有意義で合理的だろうと。

 

さらにまだLooopでんきの記事には突っ込めます。

でもどうでしょう、もう十分かなと。この時点で検討の余地がない気がします。

 

電力会社が認めている

こちらもLooopでんきのページ

looop-denki.comこの中で、市場連動型プランのメリットとして第一にこう述べています。

市場連動型の大きなメリットは、市場価格が下がると電気を安く使えることです。

「市場価格が下がったその時間の間だけは電気が安く使える」といっているにすぎないことに注意が必要です。

その時には安く使えるからといって「(毎月の)電気代が安くなる」とはいえないし、さすがにそこまで言うのは控えたのでしょう。

 

対して例えば「エネオス都市ガス」は基本料金と従量料金ともに東京電力より4%安くしています。これだったら「電気代が安くなる」といえますよね。今までとまったく生活スタイルを変えなくても安くなります。

締め

余談ですが私も新電力会社のプランを使っていたことはありますが、燃料調整額が5.13円を超えた昨年を受けて今は東京電力です。

 

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